2020年最後の9日間ブログを書く、7日目です。
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いままでバイクで走り続けるという旅を行っていましたが、今年はGoToトラベル事業を利用して新たな旅の様式を体験しました。
そんな話です。
はじめに
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大により、緊急事態宣言の発令やそれに伴う行動自粛要請が政府や各地方自治体より出されました。
それにより旅行業界は前年同月比の売り上げが1%に満たない企業が現れるなど、大きなダメージを受けています。
旅行業者や各地の観光業者やその取引先を支援するため、政府はGoToトラベル事業を開始しました。
今回はGoToトラベル事業前後での旅行の変化について記載します。
今までの旅行
今までは主にバイクでツーリングすることがメインでした。
長距離ツーリングとなると、キャンプ装備でキャンプ場に泊まりつつ移動するというツーリングを行っていました。
これにはホテルや旅館に泊まるより安いという経済的な面と、その日の夕方くらいにふらっと宿泊地を確保できるというメリットがあったからです。なかなか予定を決められない、行き当たりばったりのオタクなのでキャンプで行くことがおおかったです。
また上記のような行動のため、ほとんどいつも一人でツーリングしていました。
何人かでキャンプツーリングへ行くこともありましたが、それはキャンプを楽しむことを主体としたツーリングであり、寝るためのキャンプをするようなツーリングに人と行動するようなことはなかったです。
またバイク以外の手段で移動することはほとんどありませんでした。これは単純にバイクに乗るのが楽しく、いろんなところを走りたいという思いもありました。
GoToトラベル事業がはじまってからの旅行
ツーリング編
GoToトラベル事業が始まってからは、バイクでツーリングへ行く際にでもビジネスホテルなどを利用するようになりました。5000円の宿でも実質2250円で宿泊できます。関東近郊であればキャンプ場でも1000円~するので、人権が確保された宿で2000円台というのは多少課金してもいいかな、とおもいました。
そもそもビジネスホテルが5000円で泊まれるとしったのもGoToトラベル事業で知りました。今まで調べたことすらなかったです。
そんなこんなで、東北ツーリングはGoToトラベル事業を前提とした、キャンプしないツーリングを敢行しました。
トップケースにすべての荷物が収まり、身軽な旅を送ることができました。良い道をはしるときは身軽でいたいですからね。
また駅前のビジホに宿をとり、駅前の居酒屋で地のものを食べるという経験ができました。今まではコンビニで買った弁当をテントの中で食べたりしていたので、これは新たな経験でした。青森の居酒屋で食べたほたての刺身が滅茶苦茶うまかったです。また青森に行った時には寄りたいと思います。
ダイナミックパック編
任意の航空券/鉄道乗車券と、宿泊地を組み合わせる「ダイナミックパック」と呼ばれるものの存在を知りました。具体的には羽田・新千歳の航空券と、札幌1泊の宿泊費を合わせていくらいくらといったものです。
これもGoToトラベル事業の対象で、交通費までも割引対象となるのでアドの極りといったところです。
これを知ったために、バイクでなかなか行けない地域へ行きました。
ビジホに泊まって近くの居酒屋へいったり、旅館に泊まって旨い飯を頂いたりとなかなかに利用させて頂きました。
この世の中なので日本各地のものは東京にいても食べられますし、有名なものであればスーパーで売られてもいます。ですが、現地で食べるものは旨いです。先のホタテの刺身もそうですし、高知で食べたカツオのたたきは全くの別物に思いました。
ライブイベントなどと同様現地しか勝たんです。
共有編
ここまでは手段について書きましたが、これは気持ちの問題です。
オタクを誘って旅行に行ったりしました。いままでツーリングでは一人で行っていたので、大きな変化です。
ついったーのオタクは交通手段が違えど、なにかと癖のある旅を行いがちです(早朝から鉄道やバスの乗り潰しに出かけ、夜遅くにチェックインする人など)。それゆえに一人で旅に出かけることが多かったのですが、今回のGoToトラベル事業ではそういったオタクとともに温泉旅館に泊まったりすることがありました。
体験を「共有」することの喜び、旅先で人と話すことの良さというのを認識しました。
複数人でいると一人で入りにくいお店に入れたり、一人では絶対寄らないような観光地に寄ったり、お一人様お断りの温泉旅館にお泊りできたりと、大きなメリットを感じました。
沼津に来たオタクと合流して石和温泉に行きました。ひとりで食べる飯や酒より、複数人で食べる飯のほうが何倍もうまいです。
ところでなんで沼津にきたオタクと甲府の温泉にいるのか、理由はよくわかりません。楽しかったからヨシ!
なお旅行する際は「新しい生活様式」を実践し、旅先で関わる方々や、同行する人に配慮した行動を心がけています。
まとめ
今までビジネスホテルや旅館などは利用してこなかったですが、キャンプとはまた違った体験をすることができました。もちろんキャンプでしか体験できない内容もあります。今後はたまに駅前のホテルにとまって居酒屋へいったり、温泉旅館にとまって温泉旅館博士(ぬくいずみたびやかたひろし)になったりしようとおもいます。
人と旅の共有という意味では、『一人ではできないこと、仲間とならできること』(The world is all one!!/作詞:RIONA/作曲:田代智一/編曲:荒木啓六)という歌詞が思い浮かびました。オタクは一人で行動しがちですが、たまに人とともに行動するのもいいものですね。
今後も「新しい生活様式」を意識して旅行していきましょう。
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